ある社長が「私は短気だから待っておれん」と苦笑いされました。私はそれを聞きながら、これは欠点ではなく資質だと思っています。
短気とは、すぐ怒ることではありません。モタモタしていられない、気長に待てないという意味です。こうと思ったらすぐ動く。先手で手を打つ。その速さのことです。
こう考える社長は、自社でできないと判断した瞬間に、かけるところへお金をかけます。そのぶん早く、収益を生む仕組みが社内に残ります。松下幸之助さんは経営者に欠かせない資質を素直さと言いましたが、三つ挙げるなら短気は必ず入ります。
時間と情報は、何にも代え難い資産です。決めるのが速いこと自体が、すでに資産なのです。貴社の決定は、誰かを待つところで止まっていませんか。
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