社内に掲げる数字は、利益ではなく売上であることがほとんどです。利益は共通の指標にしても分かりにくい。売上はお客様からいただいた感謝の量ですから、掲げやすいのは自然なことです。
ところが、売上を上げろと声高に言うほど、会社は本来の目的から外れていきます。目的は最終の到達点で、言葉で表すもの。目標はそこへ至る通過点で、数字で表すもの。売上は後者、道しるべです。
道しるべが行き先に変わると、売上のためなら何をしてもよい、という価値観が育ちます。偽装の話はここから出ます。百万円も千万円も売上には違いありませんが、それが目的か目標かで、会社は別の道を歩みます。
売上を上げることが目的の会社と、掲げた志を全うすることが目的の会社。お客様が応援したくなるのは後者です。貴社が社内に掲げているのは、どちらですか。
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