なぜ売上を追うほど会社がずれるのか?目的と目標の違い

社内に掲げる数字は、利益ではなく売上であることがほとんどです。利益は共通の指標にしても分かりにくい。売上はお客様からいただいた感謝の量ですから、掲げやすいのは自然なことです。

ところが、売上を上げろと声高に言うほど、会社は本来の目的から外れていきます。目的は最終の到達点で、言葉で表すもの。目標はそこへ至る通過点で、数字で表すもの。売上は後者、道しるべです。

道しるべが行き先に変わると、売上のためなら何をしてもよい、という価値観が育ちます。偽装の話はここから出ます。百万円も千万円も売上には違いありませんが、それが目的か目標かで、会社は別の道を歩みます。

売上を上げることが目的の会社と、掲げた志を全うすることが目的の会社。お客様が応援したくなるのは後者です。貴社が社内に掲げているのは、どちらですか。

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この記事を書いた人
中丸 秀昭
中丸 秀昭

日本WEB戦略研究所株式会社 代表取締役。
AIで自働化する「導線経営®」コンサルタントとして、100名以下の中小企業が売上アップに直結する仕組みづくりを支援。集客・営業・販売までを一気通貫で設計する導線経営® × AI活用による収益改善を得意とする。

コンサルティング歴28年以上、300社超の業績アップ・人材育成に携わり、全国の商工会・商工会議所、大手上場企業などでの講演・研修実績も多数。著書に『売上が2倍に上がる法人営業戦略の教科書』『儲かる会社88の鉄則』などがある。