ゼロをイチにする経営努力|先が数字で読めるようになる境目

零に何をかけても零のままです。一になれば、二をかければ二、三をかければ三。確実に前へ進みます。零と一の隔たりが、いちばん大きいのはこのためです。

劇場を営むある会社には、法人からの問い合わせを受ける窓口がありませんでした。お客様は、見えないもの、形のないものを買おうとしません。買いようがないのです。数字にすれば、零です。

窓口となる頁をつくり、広告を出したところ、一週間たたずに初めての問い合わせが入りました。大事なのはその先です。一件に広告費が一万円、三件に一件が決まると分かれば、月に五件決めるのに要る件数も費用も逆算できます。

零のうちは、この計算が一つも成り立ちません。一が出て初めて、先が数字で読めるようになります。貴社は、来月の受注に要る件数を弾き出せますか。

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中丸 秀昭
中丸 秀昭

日本WEB戦略研究所株式会社 代表取締役。
AIで自働化する「導線経営®」コンサルタントとして、100名以下の中小企業が売上アップに直結する仕組みづくりを支援。集客・営業・販売までを一気通貫で設計する導線経営® × AI活用による収益改善を得意とする。

コンサルティング歴28年以上、300社超の業績アップ・人材育成に携わり、全国の商工会・商工会議所、大手上場企業などでの講演・研修実績も多数。著書に『売上が2倍に上がる法人営業戦略の教科書』『儲かる会社88の鉄則』などがある。