高い商品が売れない本当の理由|入口に何を置いているか

ある教習所が、五十万円を超える教習のプログラムを、年に七百人以上へ売っています。相場は二十万円台の後半です。少子化と若者の車離れで、どこの教習所も集客に苦しんでいる業界です。

この教習所は年に一度、自前で花火大会を開きます。一万人以上が集まります。花火は有数の職人に頼んだ迫力あるもので、出店も相当に凝っています。予算は想像をはるかに超え、数名の社員は日常業務から外れて準備に走ります。

なぜそこまでやるのか。花火大会が集客商品だからです。招待状は近隣の家すべてに配られ、祖父母は必ずお孫さんを呼ぶ。その一定の割合が、最高の見込客になります。集客商品は利益になりません。無料に近いものを、広告費までかけて本気で売る。そこまでやって、はじめて人が集まります。

高い商品をいきなり売ろうとしても売れません。売れないから値を下げる、という悪循環はここから始まります。貴社の入口には、何を置きますか。

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この記事を書いた人
中丸 秀昭
中丸 秀昭

日本WEB戦略研究所株式会社 代表取締役。
AIで自働化する「導線経営®」コンサルタントとして、100名以下の中小企業が売上アップに直結する仕組みづくりを支援。集客・営業・販売までを一気通貫で設計する導線経営® × AI活用による収益改善を得意とする。

コンサルティング歴28年以上、300社超の業績アップ・人材育成に携わり、全国の商工会・商工会議所、大手上場企業などでの講演・研修実績も多数。著書に『売上が2倍に上がる法人営業戦略の教科書』『儲かる会社88の鉄則』などがある。